本日6月6日は、二十四節気の9番目にあたる「芒種」(ぼうしゅ)です。
「芒」は、稲や麦などのイネ科の植物の先端にある、芒(のぎ)をもつ穀物のことをいい、芒種とは稲や麦などの種蒔きに適した時期という意味があります。この日から夏至の前日までの期間を指しますが、ちょうど初夏から蒸し暑さを感じるようになり、梅雨入りする時期でもあります。
また、本日は七十二候の「蟷螂生」(かまきりしょうず)です。初夏になると秋のうちに産み付けた卵からかまきりの幼虫が孵化する頃のことをいいます。農作物には手を付けず、害虫を捕まえてくれるとてもありがたい存在です。
二十四節気や七十二候などを調べてみると、植物や動物の動きで季節の移り変わりが感じられます。皆さんも機会がありましたら調べてみてはいかがでしょうか。