12月13日は、正月の準備にとりかかる「正月事始め」です。
婚礼以外が万事大吉とされる「鬼宿日」にあたることから、年神様を迎える準備を始めるのにふさわしい神聖な行事として、寺院や神社でもこの日に「煤払い」が行われています。
また、今ではあまり使われなくなった「松迎え」は、年神様を迎えるための門松やおせち料理を作るときに使う薪を取りに行く日のことをいいます。秋田では今でも山に松を取りに行く風習が続いています。
一般的には、正月事始めの日があまり重要視されていないようですが、年末焦らないように今から着々と準備をして、新年を気持ちよく迎えられるようにしたいですね。
