喉ごしも滑らかな「稲庭干温飩」は、
子から孫へと一子相伝、
門外不出の技による完全なる手作業から生まれる。
1日目
1練る
特製専用粉に塩水を加え、団子状にまとめていく。塩水の量は長年の勘。
2熟成
3練り返し
熟成した生地を練り返し、しばらく時間をおいた後、また練り返す。生地がだんだん熟成していく。
4熟成
5小巻き
熟成された生地をのし、約3cm幅に切る。これを転がしながら角を取り、輪に巻きながらたらいに入れ、さらに熟成させる。
6熟成
2日目
7綯う
小巻きにした生地を両手でよりながら、2本の棒にあやがけしていく。
8熟成
2本の棒をまとめて木箱に吊るすようにかけ、しばらく熟成させる。
9つぶし
10熟成
11延ばす
うどんをけたにかけ、手でさすりながら約120cm程に延ばす。
12補助乾燥
3日目
13乾燥
中までしっかり乾燥するように状態を見ながら一昼夜乾燥させる。
14裁断
15選別
丹念に一本一本確認し、一定の太さに取り揃える。