湯沢市三関地区では、特産のサクランボが収穫期を迎えています。
約1ヶ月前、湯沢市は局地的な降ひょうによる農業被害が発生。
サクランボは、栽培面積の76%に当たる37ヘクタールで被害にあうという大打撃を受けました。
農家の皆さんは、傷口から病原菌が入らないよう、摘果などによって品質保持に努めてきたようですが、実が大きくなるにつれて新たな傷が見つかるなど、被害の大きさを実感されているようです。
それでも諦めずに丹精込めて育てたサクランボたちはようやく収穫期を迎えました。
量は少ないですが品質の良いサクランボが続々と出荷されています。
天災で傷の付いたサクランボたちも、わずかな傷をえくぼに見立て「てんさいエクボ姫」、大きな傷のものは「てんさいさくらんぼ」と命名し、県内スーパーや三関地区直売所にも並ぶ予定のようです。
災害によって傷付いたサクランボたちは、傷があってもその食味に変わりありません。
湯沢市にお越しの際は、一粒一粒丁寧に摘み取られた『サクランボ』をお楽しみくださいね!