横手市増田町の漆蔵資料館では、当社の歴史に関する資料や書などを展示しております。
漆蔵資料館の店長日記でも紹介させていただいておりますが、秋田市出身の俳壇の巨匠・石井露月の大作「梅花賦」(ばいかのふ)を展示しております。
石井露月のここまでの大作はこれまで発見されておりません。
「梅花賦」
梅を見ながら酒を飲み、月もきれいなので詩を作りたくなった。飲み干した頃に出来上がり、そのまま寝てしまった。すると月から美女が訪れ、自分より詩の方が美しいと嫉妬して月へ持ち帰っていった。目覚めると詩は盗まれ、瓶には酒がなみなみと入っていた。
露月の日記では、1920年12月27日に「梅花賦揮毫」とあり、その頃にしたためたとみられるようです。
内蔵や館内の見学案内もさせていただきます。
歴史と文化に触れた後は、佐藤養助の稲庭うどんをお召し上がりくださいね。