今日9日からは七十二候「鴻雁北(こうがんかえる)」です。
日本から寒い北に帰っていく時期ということで、「北」と書いて「帰る」と読ませているそうです。
さて、今回はそんな雁たちの頭脳派で仲間思いに迫ります。
雁といえば、Vの字になって飛行する姿が特徴的ですよね。
このV字編隊は、みんなが少ない力で飛ぶことができるのだそうです。
さらに、メスや子どもの雁を間に挟んで守っているのだとか。
群れをなして飛ぶ姿が強い絆をイメージさせるということで雁は家紋にも起用されていて、かの有名な柴田勝家や真田幸村が使用していました。
「自分だけが良ければそれでいい」なんて考えは雁の行動にはありません。
私たち人間が雁から学ぶべきことが意外にたくさんあるようですね。
コロナウィルス感染拡大の事態が収束することを願い、皆さまに来町いただける日を待っています。