昨日は「小寒」でしたが、小寒は一年のうちで一番寒い季節に入ることをいいます。
この小寒から立春の前日である節分までを寒・寒中・寒の内ともいい、30日間ほど厳しい寒さが続きます。寒さまだ最大でないという意ですが、「小寒の氷、大寒に解く」という言葉があるように、実際には小寒の寒さの方が厳しいようです。
そして今日は、一年の無病息災を願って「七草粥」が食べられますね。
春の七草とは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七種。
七草はそれぞれに効用があり、せりは貧血防止予防、なずなは高血圧、解熱、止血作用などの効果があります。ごぎょうは咳止め、たんを切る働き、はこべらはむくみ解消に効果的、ほとけのざは整腸作用や高血圧予防、すずな(かぶ)は消化を助ける酵素が多く含まれています。すずしろ(大根)は食欲増進、殺菌作業、疲労回復効果も期待できるそうです。
疲れた胃腸や不足しているビタミンを補うのに最適なメニューといえますね!