2017.08.26
いなにわブログ

「大曲の花火」本日開催!

 

予定通り「第91回全国花火競技大会」が開催されます!

本日の開催に向けて復旧の努力をしてくださった、スタッフの皆さんのおかげですね。ありがとうございます!昨日までの雨により足下が大変悪くなっていますので、十分な対策をしてお越しください。また、有料自由観覧席は足場が悪くなっているため今回は無料となるようです。

 

さて、この花火競技大会は識者の間で最も権威のある大会として位置づけられ、花火を作った花火師自らの手で打ち上げる真の競技大会であり、花火師のとって最高な名誉である内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、中小企業庁官賞、文部科学大臣奨励賞が授与されます。

 

大曲の花火は、昼花火と夜花火があるのをご存知でしょうか?

 

◎昼花火の部

昼花火は雅趣に富んだ見応えのある花火で、昔から花火通の粋人が好む花火でしたが、競技を行うのは全国でも大曲の花火だけです。煙竜や煙菊で競技が行われますが、煙竜は夜の光の代わりに色煙〔紅・黄・青・緑・紫など〕を駆使して色鮮やかに模様を描きます。

 

◎夜花火の部

10号玉・芯入割物の部

芯入割物は、同心円状に真円を描く菊型花火です。競技では、四層以上の円を描く花火が対象とされ、打ち上げられた玉が最高点に達した時に真円で開花し変化しながら一斉に消えるものが理想とされています。

 

10号玉・自由の部

芯入割物の部と重複しない自由創造的な花火。星が長くゆっくり下へたれてくる冠菊(かむろぎく)や上空で開花した後少し遅れて一斉にいくつもの花が咲く千輪、型物などがあります。花火師の意図が色彩や形に見られる創造性と技術的なまとまりのある花火が対象とされています。

 

創造花火の部

創造花火では、割物・ポカ物を打ち上げる「リズム感」や花火の「色彩」の構成により、花火の名前(玉名)のイメージを夜空に表現します。また、「麦わら帽子」「UFO」「トンボ」「ミルククラウン」など、花火の名前(玉名)そのものを表現し楽しませてくれます。

 

審査では、色彩・リズム・立体感・構成など複合的な観点から創造性・独創性が審査されますが、題名(玉名)からイメージできるような主題で花火が表現・演出できているか、観る者が共感できるかということに尽きます。

 

全国の花火師による技はもちろん、スポンサーによる花火など、大仙の夜空いっぱいに咲き誇る大輪の花をご堪能ください。

 

詳しい情報は、大曲商工会議所様のホームページをご覧ください↓

http://www.oomagari-hanabi.com/