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木製自動車

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秋田ふるさと村では
『若げもん(=若者)チャレンジ産業際 from 秋田』と銘打って
県内の高校生、専門学校生、大学生による秋田の明日をアピールする産業際が開催されています。
展示品、パネルが並ぶ中でひときわ目を引いているのがこの木製自動車。
秋田県の県立技術専門校3校がそれそれの持ち味を生かして工程を分担し、共同で造り上げた木製自動車です。
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秋田技術専門校が動力、ブレーキ、足回りを担当、
大曲技術専門校建築施工科が木製の骨組み、本体を、
鷹巣技術専門校は建築工芸科がワイパー、テールランプやバックミラーなどのディテールを担当。
モーターを動力とする電気自動車で、総重量163kgを定格回転数800rpm、トルク7.5Nm、無負荷最高回転数1200rpmで動かします。
ボディの形はスポーツカー「フェアレディZ」をイメージしたものでリアのエンブレムはZのマークなのに対しフロントのエンブレムが秋田県のマーク、
ホイルのセンターキャップにスギッチを採用していました。
至るところに秋田杉を使用しており、各所に伝統工芸の「曲げわっぱ」の技術が応用されているそうで、きれいな曲面が出ています。

展示は明日23日(祝)までです。

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また、車の後ろには昭和の時代に大人になった世代には懐かしいレトロな風景も再現されていました。
こちらは県立大曲技術専門校の建築施工科生による作品で、木製の電信柱に裸電球の街灯、すすけた色合いの外壁には昔は良く見かけたホーロー看板。
平成生まれの生徒達による作品ですが、良く再現されています。

県南の高校生も負けてはいません。
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湯沢商工高校、増田高校、大曲農業高校、横手清涼学院高校などもブースを出してそれそれの作品を展示。
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若げもんチャレンジ産業祭from秋田は明日23日が最終日。
明日は高校生達のワークショップでサバ水煮缶詰や農産物その他様々な商品の販売や
LEDルミネーションやロボットの実演なども披露されます。

明日の祝日は秋田ふるさと村で過ごすのは如何ですか?