横手市平鹿町にある浅舞公園のあやめが見頃になっています。
開催中のあやめまつりは今度の8日(日)までです。
7日(土)にはポニー馬車乗車体験、
8日(日)には熱気球係留やフリーマーケット、チャリティバザーをはじめ、ステージでは超神ネイガーショー(11:00)やよさこいソーラン踊りなども企画されています。
また、7日のイベントには 「忠義な猫の語り」をいうイベントも。
この浅舞公園には猫をモチーフにした石碑が建っています。
実は浅舞公園はかつてはこの地の大地主 伊勢家の庭園だったそうで、
明治時代、庭園の樹木や花、村内各所の米蔵にある大切な米が野ネズミに食い荒らされて困っていたところ、伊勢家で飼っていた一匹の雌ネコがネズミを捕るのが自分の役目と心得たかのように日々ネズミを退治し、庭園や村民の命をつなぐ米が守られたといわれています。
伊勢家当主の多右衛門が1908(明治41)年、その前年に13歳で死亡したこの愛猫を悼み「忠義な猫の功績を忘れないでほしい」と碑建立の経緯を文献に書き残していたそうです。
昨日の忠順な秋田犬に引き続き、今日は忠義な猫のお話でした。
あやめまつりにお出かけの際にはこの猫の石碑も探してみてください。