今朝は、たくさんの方が空を見上げたことと思います。
月が太陽に重なり、リングのように見える金環日食が国内で観測されたのは1987年9月23日の沖縄以来25年ぶりなんだそうです。
秋田県内では、金環日食を見ることは出来ず部分日食となり、太陽が徐々に欠け始め、月によって深くえぐられて細くなった三日月状の太陽の様子を観察することができました。
時間が進むと、太陽の月が離れてしまい、日食が終了しました。
そして次回の「金環日食」は2030年6月1日に北海道で見ることが出来るようです。
東京など関東地方では173年ぶりの現象で、今後300年間は見ることができず、名古屋や岐阜にいたっては1080年から実に932年ぶりで、静岡でも839年ぶりです。しかし幸運なことに、これらの3地点では29年後の2041年にも見ることができるようです。
今後は2312年までの300年間に一度も起こらない箇所が多くなっている以上、今回の金環日食は非常に貴重な機会であったといえます。
見ることが出来なかったエリアに住む我々としては、金環日食を確認できたエリアの皆さんがうらやましい限りです。