いよいよ甲子園での夏の高校野球大会がはじまりました。
3日に甲子園に向かった秋田商業高校は翌4日に公式練習にのぞみ、甲子園のグラウンドの感触や球の見え方などを確認し、ようやく開会式の日を迎えました。
開会式でグラウンドを行進して、きっと決意を新たにしてくれていることと思います。
7年ぶり16度目の出場となる秋田商業高校。
今日の新聞では学校長の挨拶や応援する地元の記事が満載でした。
組み合わせ抽選会で秋田商は出場49校で最後の登場の枠となりました。
開幕試合の常葉学園橘(静岡)—福井工大福井の勝者が対戦相手。
常葉学園橘は2年ぶり3度目の出場。初出場の2009年は3回戦に進出。ノーシードで挑んだ静岡大会は、右腕投手が打たせて取る投球で7試合をほぼ投げ抜き。
福井工大福井は8年ぶり7度目の出場。旧校名の福井時代の1976年に8強入り。140キロ台後半の速球を持つ右腕が軸。福井大会決勝は、3年連続甲子園を狙った福井商に延長十一回サヨナラ勝ち。
初戦の相手はどちらも秋田商業高校同様、過去にも甲子園出場経験のある学校です。福井も3連覇をめざしていた高校に競り勝つなど、秋田商と同じ様に粘ってきたようです。
14日の第3試合(午後1時開始)、大会7日目の出番までしっかりと鋭気を養い、思い切りのいい試合をして欲しいと思います。
稲庭の里からも応援していますので、秋田県大会で見せた粘りで東京ヤクルトスワローズ 石川雅規投手と太田直監督のバッテリーが出場した1997年以来の夏の甲子園での勝利を掴み取ってください。