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震災から3年

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2014年3月11日、東日本大震災の発生から、今日で丸3年を迎えました。

復興庁の調べによると、2月13日時点で47都道府県の約1,200市区町村で約26万7,000人が避難生活を送っています。
依然として多くの方々が不便な生活を強いられています。
警察庁によると、3月10日時点で震災で亡くなった方は1万5,884人。2,633人が行方不明のままです。

時間がたてば傷が癒えたり、何かが解決したりというのが普通なのかもしれませんが、この2年で少しも進んでいないことは山ほどあるのかと思います。
そればかりか、生活が落ち着いてくるとともに、今が一番「つらい」「困っている」という声も多く聞こえてきます。
数多くの尊い命が失われ、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の記憶を風化させることなく、被害にあわれた方々の思いをつないで行かなければならないのだと感じています。

もう少しで、震災発生時刻の14時46分。
大震災で犠牲となられた全ての方々に哀悼の意を表するため、黙とうを捧げたいと思います。

今日は、ひとりひとりが静かに、胸に思いを刻む日としましょう。