“筆と絵具”の代わりに“針と糸”を使い、下絵無しに布にいきなりステッチしていく「糸で描く」という、
まったく新しいスタイルを誕生させた木村静子さんは湯沢市川連町の漆器業を営んでいた家の出身です。
この資料にもあるように、努力を重ねてイギリスで刺繍を学び、独自の作風をつくりあげたそうです。
木村静子さんの作品展の秋田県での開催は初めて。国内でもまだ2度目です。
川連漆器の伝統が息づいているとされる作品展は来週14日(月)までの開催、観覧無料です。
【木村静子展】
秋田ふるさと村 工芸展示館 企画展示コーナー
9:30~17:00