湯沢市三大まつりのひとつ『七夕絵どうろうまつり』に向けた絵灯籠作成の講習会が開かれました。
絵灯籠の大きさは、縦1・8メートル、横1・2メートルの和紙2枚に
明治や大正期の美人画を下書きして和紙を重ねて墨で輪郭を描き、染料で色付けされます。
湯沢市の方だけでなく、横手市や大仙市、秋田市などから計32名が参加しました。
参加者は、湯沢市絵どうろう保存会のメンバーから色合いなどについて助言してもらいながら慎重に作業を進め、
完成した作品は七夕まつりの期間中に飾られます。
こちらは昨年の七夕まつりで飾られた絵灯籠です。
明かりを灯すと繊細さや色合いの美しさが一段と増して、美人画の姿が浮かび上がります。
絵灯籠が完成するまで約1カ月かかると言われており、
作品ができた後も木枠に貼り付けをし、雨で濡れて破けないようにビニールで覆う作業があるため、
8月の七夕まつりに向けて着々と作業が進められているようです。