川連漆器の歴史は、鎌倉時代(1193年)、源頼朝の家人で稲庭城主の小野寺重道の弟、道矩(みちのり)公が家臣に命じて刀の鞘、弓、鎧などの武具に漆を塗らせたのが始まりとされています。
昭和51年に国の伝統的工芸品に、平成8年には県の伝統的工芸品にも指定され、川連漆器は地域の主要産業の一つとなっています。
川連漆器は下地に重点をおいているのが特徴です。
原木から製品になるまで約30もの工程を経て出来上がる川連漆器は、堅牢で、普段使いの漆器として知られています。
仕上げは「花塗り」。漆本来の美しい光沢が生命ともいえる塗りです。
研がずに乾燥させ、なめらかな表面を出す高度な技術で、塗りムラが出ないように刷け目を見せずに漆を均等に塗るのは熟練した職人技の見せどころです。
【イベント名】
第22回川連塗りフェア2014
【開催期間】
平成26年10月17日(金)~20日(月)AM9:00~PM5:00(最終日のみPM4:00迄)
【開催場所】
稲川体育館(湯沢市川連町字上平城120)
川連塗りのお店が一同に出展するのは年に一度のこの時だけ!
この機会に見て、触れてお気に入りの品を探してみませんか?
なお、佐藤養助総本店は通常通り営業致しております。
美しい『 川連漆器 』に盛り付けられた稲庭うどんをご堪能ください。
工場見学コーナーでは、「練る、綯う、延ばす」の作業を無料で見学することができます。(※作業は時間帯により異なります)