もとは『恵比寿俵』のことで、秋田県雄勝地域に伝わる送り盆行事だそうです。
こちらでは『えびすだら』と言います。
各町内会の少年たちが、米俵にさまざまな飾り付けを施して神輿(「えびしだら」)を作り、それを曳きながら表通りを練り歩きます。
各玄関先で立ち止まっては、独特な節回しで唄を歌い、おひねりを集めて回ります。
夕方には少年たちと同じ節回しで唄を歌いながら、大人達の「えびすだら」もやってきました。
この行事は雄勝地域特有のものだそうですが、伝統はこれからも「えびすだら」に参加した子供達が引き継いでくれることでしょう。