周辺の田んぼが黄金色に染まり、あちらこちらで稲刈りが始まりました。
湯沢市稲川地域では、水土里ネット稲川や環境保全向上対策に取り組んでいる資源保全会、
各営農組合等の協力のもと地元小学生が田植えに挑戦しました。
田植えののち、お米のことや地域の農業用水路の役割、生き物についても学習会が開催されました。
子ども達にとってはお米の学習会を通して地元の特産品の事や、生活を支えている農業の事、
体と心を育てる食、生態系、環境などいろいろな事を学ぶきっかけになったのではないかと思います。
稲庭小学校の田んぼは総本店の近くにあります。
様子を見に行ったところ、こちらの田んぼも無事に収穫を迎え、刈り取った稲束を杭に掛けてありました。
こちらはすぐ隣の田んぼです。一足早く稲刈りが終了して、だいぶ乾燥がすすんでいます。
昨今では稲刈りはコンバインを使って刈り取りと脱穀まで効率よく作業が行われることが多いのですが、
このあたりでは稲をこのように乾燥させている農家がまだあります。
手間はかかっていますが、天日干しでゆっくり時間をかけて乾燥させたほうがおいしいお米になると聞いた事があります。
「手間を省いた効率化」と「昔ながらの智恵のつまった技法」をうまくバランスをとって次世代につながる農業が続いてほしいものです。