昨日午前中までの工程で練る作業を紹介しましたが、
時間をおいて熟成させた後、午後からは寝かした生地を縄状にして巻く作業があります。
今日はその午後の作業を紹介します。
練りと熟成を繰り返した生地を台の上でのし、約3cm幅に切ります。
その裁断された生地を転がしながら角をとり伸ばしていき、渦巻き状に巻きながらたらいに入れていく。
左上の写真では奥の台でのしの作業、手前の台で角をとりながら伸ばしています。
また、右の写真はのした生地を切っている作業です。
熟練した職人の、生地を転がしながら伸ばしてたらいに収めるまでの一連の作業は途切れることなく手際よく行われていて、
通常モードのシャッター速度で撮った写真はどれもその速さに追いつけないほどです。
たらいの中で小巻きにされた生地です。
ここで更に熟成をさせていきます。
尚、稲庭うどん造り体験工房ではこの小巻の状態から伸ばすまでの一連の作業を体験することができます。
その工程はまた明日紹介いたします。