平成23年3月に湯沢市はジオパーク活動を始め、平成24年9月に日本ジオパークに認定されました。
ジオパークは、日本ジオパークの先に世界ジオパークがあります。
現在、秋田県は八峰白神、男鹿半島・大潟、湯沢が日本ジオパークに認定されており、
湯沢市は16カ所のジオサイトがあります。
●ジオパークとは?
「GeoPark(ジオパーク)」とは、
地域や大地を意味する「Geo」と公園を意味する「Park」を合わせた造語です。
山や川などの成り立ちと仕組みに気付き、生態系や人間生活との関わりを考える場所です。
足元の地面の下にある岩石から宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、
山と川と海と大気とそこに住む生物について考え、地球をまるごと考える場所がジオパークです。
ゆざわジオパークの特徴は、約1億年前にできたとされる
岩石、銀・鉱山資源、湧水、地熱の4つ挙げられます。
◆水
・標高800メートル以上の山岳に囲まれていること
・積雪が3メートルを超える多雪地域であること
・土地の大部分火山活動によってできたすき間に水を貯めたり、水の通路になるなどのはたらきがあり、
岩石に含まれるミネラルが溶けて美味しい水になること
・原生林は「緑のダム」とも言われており、多量の水を蓄えるだけでなく、
土壌の微生物のはたらきで、水をきれいにするはたらきもあること
米や野菜などを育てることに使われるほか、
湯沢市の特産品である稲庭うどんや日本酒を作るのに使われています。
いにしえの 火山の恵み あつき雪 いかして築く 歴史と暮らし
ゆざわジオパークは東北の真ん中にあり、
日本海と奥羽山脈、対馬海流の影響で世界でも例を見ない豪雪地帯です。
過去から現在まで続く火山活動が生み出した「鉱物」「水」「地熱」などの
大地からのくさんの恵みをいかして、この地で産業をおこし長い間暮らしてきました。
自然豊かなゆざわジオパークを五感を使って感じてみてはいかがでしょうか?
ゆざわジオパーク公式ウェブサイト
http://www.yuzawageopark.com/