角館町では、代々大切に受け継がれてきた享保雛や古今雛などの古雛、押絵雛や土人形のお雛様が展示される「角館雛めぐり」が開催されています。
角館押絵は、江戸時代に作られ、竹を組み込んだ厚紙に古布でまとったパーツを重ねあわせるように作る竹串押絵で、桃の節句や端午の節句などに飾られてきました。
●角館押絵の特徴
・郷土画人が下絵や面相を担ったものが多く、格調高い作品
・角館のお祭りの人形師の存在や鴨川座の芝居が好きな土地柄で、呉服屋さんが多く衣装の生地が豊富
・歌舞伎物や天神様、神功皇后・武内宿禰像が多い
多くの郷土画人が残した作品は、現在は伝承会が江戸時代から続く庶民の楽しみを今も伝えています。
雛めぐりは3月13日(日)まで開催。
詳しい情報は角館市のホームページをご覧ください↓
http://www.city.semboku.akita.jp/event/event.php?id=682