6日さきがけ新聞より
昨日もお伝えした湯沢市の伝統行事「七夕絵どうろうまつり」が開催されています。
湯沢店前に飾っている絵灯籠を昨日の日中もご紹介しましたが、夕方になると明かりが灯され、会場全体がより幻想的な雰囲気に包まれました。
今年は、秋田市出身の男性画家 橘小夢さん(たちばなさゆめ・1892~1970年)の作品を拡大印刷した絵灯籠6基が飾られています。
(大町商店街付近)
橘小夢さんは、大正から昭和初期にかけて押絵や版画を中心に活躍した日本画家で、
湯沢市の文人・帯屋久太郎さん(1888~1937年)と親交があったことから、
両者の孫同士も親交を深めており、今回地元商品のラベルに小夢さんの作品を印刷することを企画しました。
ラベルに使われた作品「花魁」は湯沢市の小夢作品愛好家が所蔵していたもので、
右上に大正12年1月と制作日付が入っており、秋田にあったため関東大震災を逃れ消失せずに現存する貴重な作品です。
●代表作「花魁」をコラボした商品
秋田銘醸 純米吟醸酒
くらた 日本酒風味のゼリー
佐藤養助商店 稲庭うどん
【商品名】稲庭干饂飩 橘小夢パッケージ(化粧箱入り)
【内容量】うどん700g(140g×5本)
【価 格】3,240円(税込)
七夕まつり期間中でしか手に入らない貴重な商品ですので、湯沢のお土産に考えてみてはいかがでしょうか。
また湯沢市大町の特設会場では、秋田県湯沢市と新潟県湯沢町が地域の知名度アップを図るための共同事業「NIPPONの湯沢」が行われました。
毎年秋には湯沢町で開かれる「こらっしゃい湯沢収穫祭」で地酒を中心に特産品を自慢しあったりと交流人口の拡大を図っています。
七夕まつりでは、サンロード商店街では湯沢町ブースを設置し、各日100人限定にコメや酒などをプレゼントします。
湯沢七夕絵どうろうまつりは明日まで。