今日の秋田県内は気温が高くなっております。
お盆も過ぎて涼しくなるかと思っていましたが、この暑さは週末まで続くようです。
お出かけの際は、十分な熱中症対策をお勧めします。
熱中症予防には水分補給が必要であることはよく知られていますが、塩分補給もとても大切です。
今日は、熱中症にならないための正しい予防方法をご紹介します。
●水分補給は「少量」を「こまめに」。
「のどが渇いた」と感じたときはすでに体の中は軽い脱水状態に陥っています。夏場は、のどが渇く前に水分を摂取することがポイントです。
水分の摂りすぎで体に負担をかけないためにも、水分は1日6~8回、コップ1杯程度の量を目安にこまめに摂るといいようです。
近年は室内での熱中症も増えていますので、しっかりと水分補給を行ってくださいね。
●「水分」とともに「塩分」も取ることが大切。
熱中症予防のために一気に大量の水を飲むと、逆に脱水が進んでしまうことがあります。これは、汗をかいて塩分を失った状態で水だけを摂取すると、体が血中の塩分濃度を下げないようにと、水分をどんどん排出してしまうためです。発汗量が増える夏は、水分と一緒に少量の塩分も摂ることがポイントです。
塩分を含んでいるほうが体に吸収されやすいというメリットもああるようです。
●万が一熱中症になってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
①意識がない、問いかけに答えないなど重症の場合は、すぐに救急車を呼ぶこと。
②救急車が来るまでになるべく体を冷やすことです。
意識がはっきりしている場合は、冷たい水を飲ませましょう。スポーツドリンクや経口補水液は、水分と同時に塩分も補えるのでおすすめです。
★応急処置のポイント
・木陰や冷房のきいた室内など涼しい場所に避難させる
・衣類をゆるめる
・足を高くして寝かせる
・水分・塩分の補給(ただし意識がないときはNG)
・体を冷やす(水をかける、首筋、脇の下や足の付け根に氷や濡れタオルなどをあてる)