角館では今『大威徳神社 丑年祭り』が開催されいています。(8月14日~20日)
このお祭りは、丑年にのみ開催される12年に一度行われるお祭りです。
角館町の東側に牛がどっしりと伏せたように見える小高い里山、大威徳山があります。
この山の中腹に大威徳神社があり、ここが12年に一度の丑年祭りの舞台となります。
御神体は『大威徳夜叉明王』で、普段は他の里宮に安置されているのですが、お祭りのある7日間だけ大威徳神社に移して御開帳されます。
御神体を撮影することはできませんが、
丈1尺8寸(約54、5cm)六面、六腑(腕)、六足で、牛に乗った威厳のある様相の仏像です。
16日には若者たちが祭り衣装に身を固め、大威徳山の麓を流れる玉川を舟で渡り、
急斜面の参道を登り神社に赴き、梵天を奉納します。
五穀豊穣、家内安全、無病息災のお祭りで、12年に一度ということもあり、県内外から多くの信仰者が訪れ、この秘仏に手を合わせます。