9日朝から猛烈な豪雨に見舞われた秋田県内。
県北部を中心に住宅への浸水や土砂崩れが相次ぎ、交通網が寸断されるなど、土砂崩れや浸水の危険性が高まったため、
一時、県内の16世帯に避難指示、1395世帯に避難勧告が出されました。
大館市や鹿角市、北秋田市では住家などの床上浸水が39棟、大館と鹿角、藤里の3市町で床下浸水が83棟。
また、各地で田畑が広範囲にわたり冠水するなど、大きな被害が出ています。
土砂崩れなどによる通行止めなどは徐々に解除されている箇所もありますが、JR東日本秋田支社は、
9日に続き10日も秋田新幹線の秋田—盛岡間の運休を決めるなど、まだまだ混乱が続いています。
仙北市では、土石流により住宅が全壊し、県警や自衛隊の皆さんが行方不明者の捜索を懸命に行っています。
秋田県内では、まだ雨が降っている箇所もあるようですので、二次災害も心配されます。
また、お盆にあわせて帰省するという方も多くいらっしゃるかと思います、交通機関や気象状況などしっかりと確認の上、お気をつけけてご移動ください。
被災されました皆様方には心よりお見舞いを申し上げます。