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地元小学生の稲庭うどんづくり体験

本日、地元稲庭小学校の3年生・4年生が学習の一環で稲庭うどんづくり体験工房に来てくれました。
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今年の3・4年生は1年前にも体験学習をしており、ほとんど説明無しで職人が一度デモンストレーションをするだけで、
皆一斉に作業に取り掛かりました。
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「綯う」工程を見ておりましたら、綾がけとともに親指でしっかりとうどんを寄せる、などの細かい作業もきちんとこなしており、
皆の観察力と記憶力に驚かされました。
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見てください、この完成度。
職人はいっさい作業の補助をせずにこれだけの几帳面な作業をするスーパー小学生達。

帰り際には
「俺決めた!将来、ここの職人になる!」
と何度も言いながら、帰りには名残惜しそうに振り返り指導にあたった職人達に手を振る姿を見て、頼もしい後継者達がこの中から現れるかも知れないという期待がもてました。

こうした学習体験を通じて小さい頃から地場産業に親しみ、体験を通じて自分達の住んでいる地域の特産品を理解してもらうのは、
彼らが大きくなって地元に残って実際に職人になったり、
あるいは稲庭の里を巣立っていっても、自慢できる特産品があることを伝えていってもらって地域を活性化させるためにも必要な事だなぁと感じました。