外ではしんしんと雪が降り続いていますが、すでに各気象観測・予報団体では今年の桜の様子を観察し、開花予想を出しています。
桜の開花時期は前年の秋から春にかけての気温が影響するとされ、前年に形成されたつぼみはしっかりと冬の寒さが続き、秋から冬にかけて一定期間低温にさらされると休眠状態から覚め、春に向かって気温が上がるとともに生長がすすむのだそうです。
気温が高いほど生長が早く、開花も早まると考えられているのですが、今年は1、2月の気温は平年より低く、“目覚め”は順調らしいのですが、まだまだ春本番の暖かさには程遠く、生長は足踏み状態になると予想されているようです。
この予想によると、福岡天神店のある九州地方は各地で梅の開花が遅れるなどの影響が出ていて、これから3月にかけての気温も平年並みか平年より低く推移する見込みのため、開花は平年より遅くなると予想されています。
いっぽう、東北地方は、1月、2月の冷え込みは平年より低いものの、3月から4月の気温は平年並の予想で、桜の開花は平年並みと見込まれています。
日本列島、縦に長く、秋田はまだまだ雪が降り続いていますが、沖縄ではすでに桜が開花しているそうです。
秋田県内で最も早く咲くことで有名な勢至公園の今年の観桜会のイベント情報も発表されました。
◆開催期間 4月14日(土)~4月30日(月)
会期中の日没~午後9時までは夜桜がライトアップされます。
また、21日(土)にはイベントも企画されているようです。
春の訪れを感じられる情報ですね。