新年おめでとうございます。今年もこちらのいなにわブログでは当社情報や稲庭、秋田の身近な話題をお届けして参りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
新年を飾る第1回目は本年の抱負について述べたいと思います。
当社の創業は万延元年(1860年)おかげ様で今年150周年を迎えます。
「進化と継承」これは私が社長就任のときから掲げている言葉で新たな時代の礎となるこの年、私は「社員・商品・店舗」を軸に進化と継承を遂げていきたいと思っております。
私の思う会社の原点は人づくりです。
私達が稲庭うどんを作り続けていられるのはお客様がいてこその事、しかしそれを忘れては単なるもの作りとなってしまいます。
私達の使命は、物を作るのではなく「お客様に感動していただけるうどん」を作ることです。
その為にはうどん作りの真髄を理解しなければなりません。ゆえに「人づくり」こそが大切であると私は考えます。
部門にとらわれず、総合的に対応できる人づくりを~
職人とはただうどんを作るのではなくお客様にうまいと感動してもらうまでが「使命」と「責任」であり、自らうどんを茹で、盛り付け、そしてお客様に提供してこそ真の職人と言えるでしょう。職人以外の社員も同じで稲庭うどんの仕事に携わっていてうどんを知らないのでは話になりません。まずはうどん作りをして職人のうどん作りに対する思いを知ることが大切です。
社長と社員が共に成長し、協力し合い、ともに歩む姿があればどんな困難も克服できると信じています。
社員の皆さんからも今年の抱負をいただきました。
お客様に感動していただける本当の職人の育成を。
本社工場長 高橋 忠
うどん作り実演などお客様と接する場をもっと設け、自分達が作っているうどんがどんなうどんなのかを知り、お客様に感動していただけることができる本当の職人を育てていきたいと思います。
200年目につなげる新たなスタートライン。
総料理長 茂木 博
飲食部門は稲庭うどんを表舞台に出す最後のステージですので一杯のうどんの大切さを一人ひとりに伝える一年にしていきたいと思います。新たなスタートラインに立っている自覚を持ち、今まで以上に心を込めたうどんと料理を提供していきます。
基本を大切にした接客を忘れずに。
飲食部門 小松 和利
県外はもちろん、海外のお客様もご来店されるので、秋田のイメージアップにつながるような接客を行っていきたいと思います。150周年という節目を機会に、改めて基本を見つめ直していきたいと思います。
さらなる歴史へと続くよう日々頑張っていきます。
出荷担当 小川 知佳子
歴史ある会社で働いていることを誇りに思い、これからも会社の一員として笑顔を絶やさず、お客様のもとに確実に商品をお届けできるよう頑張っていきます。
元旦の魁新報に佐藤養助商店だよりが掲載されております。
ぜひ御一読いただき、当社のそして私の稲庭うどんに対する思いを感じていただければ幸いです。