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曳山ぶっつけ

角館のお祭りの見どころであり、角館の若者達の興奮が最高潮に達するのがこの曳山ぶっつけだと思います。
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前回のブログで紹介したぶっつけの為に山の前方が持ち上がり、ドーンという音とともにぶつかりました。

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本番が始まってからは山にのっている若者は笛とちょうちんで号令をかけ、
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祭りのために髪もびしっと決めた女子達も、小中学生らしき子ども達もいっせいに綱に群がっていました。

湯沢のもの静かな情緒的な祭りとは赴きの異なるお祭りです。
お囃子や山ぶっつけの雰囲気は写真では表現しきれません。
角館のお祭りは毎年同じ9月7日~9日の日取りで開催されています。
来年もまた盛り上がること間違い無しですので是非見に来てたんせ。

角館のお祭り~PART2~

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角館のお祭りの最終日の夜の様子が届きましたのでご紹介します。
昨日も書きましたように、このお祭りでは18台の曳山が街中を移動しています。
最終日はあいにくの雨模様で人形などが濡れない様にビニールを掛けていました。

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角館の街中は曳山がすれ違うのが大変な道幅の通りが多く、こうした路地で山同士が出会ってしまうと通行権をめぐって話し合いが始まります。
相手の曳山と話し合うことを「交渉」といいますが、参拝等を終え進行の目的がなくなりますと進行の優先権がなくなるので交渉しても決裂してしまいます。
実力で通ることになるため「やまぶっつけ」になります。

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交渉係が通行権をめぐって交渉している間、曳き手はいつぶっつけ本番が始まっても良いよう、曳山の後ろで準備をしていました。
ぶっつけの際にはお囃子も踊りを披露する娘達も乗せたまま山の前方を持ち上げ、傾いた状態でお互いに組み合わさります。
写真は山を傾げるための棒を差し込んで固定しているところです。
ぶっつけが始まると、曳き手もお囃子もにわかに活気づき、お祭りの興奮が最高潮に達します。

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お祭りの本部前には掲示板があり、今どの曳山がどこにいるか、どこでぶっつけが始まりそうか、わかるようになっています。

次回はぶっつけ本番の時の様子をお見せします。